共通テスト数学で点を取るための
3つのコツ
「数学は苦手だけど、共通テストで点を取りたい」——そう思っている高校生は少なくありません。共通テストの数学は、難しい発想力より「パターンの認識力」と「時間管理」が合否を分けます。この記事では、すぐに実践できる3つのコツを具体的に解説します。
コツ① 時間配分を事前に決めておく
共通テスト数学(数学IA・数学IIB)は試験時間が70分です。問題数が多いうえに、途中で詰まると一気に時間を失います。多くの受験生が「最初の大問に時間をかけすぎて、後半が解けなかった」という失敗をします。
おすすめの時間配分(数学IA・70分の場合)
第1問(必答)に15〜18分、第2問(必答)に15〜18分、残りの選択問題に合計20〜22分。最後の5分を見直しにあてるのが理想です。事前に「この問題は〇分まで」と決めておくことで、時間切れのリスクを大幅に減らせます。
大切なのは「解けなかった問題を飛ばす勇気」です。1問に8分以上かかりそうなら、いったんマークして次に進む。これだけで最終的な得点が上がることがほとんどです。
時間を「決めて」から試験に臨む
各大問の制限時間を紙に書いて暗記しておく。試験中は時計を見ながら「今どの大問にいるべきか」を常に意識する。
コツ② 頻出パターンを先に覚える
共通テスト数学には、毎年繰り返し出題される「頻出パターン」があります。三角関数の最大・最小、図形と計量、2次関数の頂点・軸の計算、確率の漸化式——これらは出題形式が変わっても、根本のパターンは同じです。
苦手な受験生ほど「教科書を最初から全部やろう」とします。しかし共通テストで点を取るためには、「よく出るパターンを集中的に反復する」ほうがはるかに効果的です。出題されたことがない分野に時間をかけるより、頻出分野を確実に取れるようにする戦略が得点に直結します。
頻出分野の見分け方
過去5年分の共通テスト(または大学入試センター試験)の問題を見て、毎年出ている単元をリストアップしましょう。数学IAなら「2次関数」「図形の性質」「場合の数と確率」、数学IIBなら「指数・対数関数」「微分積分」「数列」がほぼ毎年登場しています。
頻出単元を「深く・繰り返し」やる
全範囲を薄くやるのではなく、出題確率の高い単元を何度も解いて体に覚えさせる。同じ問題を3回解いて初めて「定着した」と言える。
コツ③ 「解き直し」を勉強の中心にする
多くの高校生が間違えると「解答を見て理解した気になって終わり」にします。しかしこれでは次に同じ問題が出ても解けません。本当に力をつけるためには、「解き直し」が最重要です。
具体的な方法は次の通りです。まず問題を解いて答え合わせをします。次に、間違えた問題だけをノートに書き出します。そして翌日、ノートに書き出した問題を見直す。さらに1週間後にもう一度解く。この「時間をおいた反復」が長期記憶として定着させる唯一の方法です。
解き直しで意識すること
「なぜ間違えたのか」を言葉で説明できるまで分析することが大切です。計算ミスなのか、公式を忘れたのか、問題の読み違いなのか——原因が違えば対策も違います。自分の弱点パターンを把握することが、共通テスト対策の核心です。
間違えた問題は「3回」解き直す
1回目:解いて間違える。2回目:翌日に解説なしで再挑戦。3回目:1週間後にもう一度。3回解けた問題は「自分の武器」になる。
まとめ
✦ 時間配分は事前に決めて、詰まったら飛ばす勇気を持つ
✦ 頻出パターンを集中的に反復して、確実に取れる問題を増やす
✦ 間違えた問題を3回解き直して、弱点を武器に変える
共通テスト数学で点を取ることは、天才的な発想力がなくても十分に可能です。日々の小さな積み重ね——毎日10問のクイズ、間違えた問題の解き直し——が、本番での得点につながります。
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